遠州の家系ラーメン
最近浜松に”横綱ラーメン”なる店が出来ました。京都発祥のラーメン屋さんで、近くは豊橋にあったのですが満を持して浜松に出店してきました。
ここも豚骨を主とした濃い味のラーメン屋さんになります。
近年では濃い味を代表する”家系ラーメン”も遠州地域に多くの店を持ちます。
そんな家系ラーメンの紹介をしてみたいと思います。
家系ラーメンの歴史
横浜家系ラーメンの歴史は、1974年に神奈川県横浜市にある「吉村家」で始まりました。吉村家の創業者・吉村公三郎氏は、元々は博多ラーメンの店を経営していましたが、横浜に移り住んだ後、家系ラーメンを開発しました。
当時、家系ラーメンはまだ一般的ではなく、吉村家は独自の味を追求し、豚骨スープをベースにした濃厚なスープ、太麺、チャーシュー、メンマ、刻みネギなどを組み合わせた独特のスタイルを確立しました。吉村家の家系ラーメンは、他のラーメン店にも広がり、横浜を中心に全国に広がっていきました。
現在では、横浜家系ラーメンは、日本全国に多くのファンを持つ人気のラーメンスタイルの1つ
家系ラーメンの特徴
家系ラーメンの特徴は、鶏ガラ野菜昆布などを使った豚骨スープがベースであることです。スープは濃厚でコクがあり、少し濁っているのが特徴的です。また、醤油で茶色く仕上げられています。豚骨から出たゼラチン質が溶け出しているため、スープには何とも言えないコクがあります。そのため、家系ラーメンは非常に美味しいものの、ダイエットにはあまり適していないと言われています。
面とスープの相性
家系ラーメンに使用される太麺は中太から太麺が使われることが多いようです。この太麺と濃厚なスープが相性抜群で、美味しさの秘密の一つとなっています。
