医療技術に頼るより早期の発見、治療が 一番の健康管理!
戦後、日本人の胃ガンによる死亡率が大きく減少しました。これはさまざまな要因(手術の進歩、術後管理の進歩、抗癌剤の進歩など)が言われていますが、最大の理由は、患者さんが胃ガンの心配から積極的に検査を行なうようになってきた為、胃カメラの進歩、胃カメラを施行する診療所の増加という面から、早期発見、早期治療が行われるようになってきたからです。
しかし日本が欧米化し肉食が多くなるにつれ、大腸ガンによる死亡率が増加してきました。
また慢性C型肝炎から肝臓ガンになる方や男性の肺ガン,女性の乳ガンも年々増加している状況です。遺伝子組み替えによるガンにならないようにする治療が近年研究されていますが現在の医療技術ではまだ不可能なことです。
症状がある方はもちろん、症状がなくても定期的な検査をすることで早期発見、早期治療 を心がけることが今のところガンに対する最善の対処と言えるでしょう。