まずは餃子の基本中の基本、以下の5点を丸暗記!
コレさえ頭に入っていれば、後は応用次第で無限にレシピが出来ちゃいます
この具に他の素材を混ぜ合わせて一種類のレシピを完成させちゃいますので、要チェック。
一つ基本となる、レシピを覚え、そのレシピに他の素材や調味料を足したり引いたり することで、味付けに対するブレが無くなり、素材、調味料を本当の意味で理解できる ようになります
肉と野菜と塩分(塩、醤油)のいたってシンプルなレシピですが、これだけで十分おいしい餃子ができます このレシピを元に100gの肉(種類は問わず)を基本にして、他の食材、調味料、薬味を 足したり引いたりして、創作餃子を作りましょう。
まず、キャベツをみじん切りにします。手切りで刻むのが一番いいのですが、ご家庭にフードプロセッサーなどがあれば、そちらを使うことで時間の短縮がはかれます
次はこのキャベツの水分をしぼり出しますコツは一つまみの半分の塩 をキャベツに入れてしぼること。浸透圧の関係でキャベツの繊維細胞から水分が出やすくなります
キャベツの水分を絞ったら次は豚肉に調味料を加えて練り合わせます。豚肉の白い脂の部分が練り合わせることで 無くなり全体がピンクがかってくればOKここでのコツはよく練って肉がネバネバした状態に なることにより後で合わせるキヤベツとのつなぎを有効にするほか、食べた時の食感を高める効果があります
肉が練りあがったら野菜と混ぜ合わせます。ここでのコツは あまり念入りに混ぜないこと、 これは、あまり念入りに混ぜることで野菜に塩分が入りせっかく絞った野菜の水分がうまみと共に出てきてしまうためです。どうせ具になるのだから関係ないと思いがちですが、野菜は野菜、肉は肉のうまみがあるので、両方の主張を損なうことなく口の中でべつべつのハーモニーを出会わせたいものと思います。
混ぜ合わせが終わったら、一度冷蔵庫などで具を寝かせてください『寝かせる』とは、具を少しそのままの状態にして野菜と肉を馴染ませることを言います。餃子の具はとても痛みやすいので常温は避けてください。又、乾燥している冷蔵庫の中に保管することにより、いっそう水分がぬけて具がしまってきます。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります