日本人が一番好きな魚介類といったらやはりエビ
ですよね、この魚介の人気食材を使ってエビ餃子を作りましょう。
中華料理店では、よく見かけるこのエビ餃子ですが、普通の餃子に比べると
少々お高いですね、やはりエビ自体が少し値が張るので、若干高価なイメージです(餃子の中での話しです)
ですが、スーパーや直販店などで安いエビを購入して、多めに作り、冷凍しておけば、
突然の来客の時にあわてなくても、手作りのおいしい<エビ餃子が
ふるまえます。
エビの下処理について
エビは、殻付きが断然おいしいので、できるだけ殻付きを購入されることをお薦めします。ですが、なかなか
時間が取れないと思いますので、時間をかける事が出来ない方は”ムキエビ”でかまいません。
いずれのエビにせよ、殻をむいたら、水を少しと(5g)片栗粉を(10g)ぐらいエビが入ったボールに入れて
(※ 調味料の分量とは、別に)
両手で力をこめて揉んで片栗粉が灰色ぐらいになるまで、よくよごれを落としてください。この作業で
エビの中にある”クサミ”と”アク”を排除できます。
まず、エビをまな板に並べ包丁で細かく切り。その細かくされたエビをさらに包丁で
たたくように(あじのたたきを作る感じ)ペースト状になるまでたたきます。
中華包丁をお持ちの方は、包丁の裏側でしごくようにまな板に練りつけて、粘り気がでるまで
作業を続けます。
(※ 時間短縮には、フードプロセッサーをお使いください。)
次が厄介な、背脂です。背脂は包丁でやれないことはないですが、とてもすべる上、冷たいままですと
とても硬いので、出来るだけ細かくきってからフードプロセッサーで粘りがでるまで処理した方が
いいと思います。
(※ あらかじめミンチになっている背脂ならOK)
エビと背脂がペースト状になりましたら、ボールに入れ調味料を加えて又よく混ぜ合わせます。 魚介類には、全卵ではなく”卵白”をつかうのが基本です。
最後に薬味を入れてざっくり混ぜ合わせれば完成
尚、ここで作ったエビ餃子の具をシュウマイの皮で包み、 蒸し器で蒸し揚げれば高級中華料理の点心『海鮮蝦餃』の出来上がり。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります