餃子の具が出来たら、今度は餃子を包んでみましょう。
難しく考えず、ただ具が中に納まれば食べることに支障はありません。みんなでワイワイ言いながら 楽しく餃子を包むことができれば、その後に食べる餃子の味は、また格別。 お酒好きの方はビールでも一杯やりながら、後に来る至福の時を想像してみては!?
まず、画像にあるように皮に具を載せるせます。位置は真ん中あたりで皮に押し込む感じで載せます。
この時、餃子ができる形、すなわち「扇状」に具をへらで形作っておくと後から包みあげる際に
具がはみ出す失敗を防げると思います。
具と皮で20gになるようにすると、
皮が7g〜8gですので、具は12,13gでいいです。
次に右端から(左利きの方は左から)ひだを付けながら包み込んで下さい。
簡単に包み込むといいましても、そう簡単に出来るものではありません。
私もペーペー(見習い)の頃は、何ヶ月もかかりましたから(汗)。でも、
ご安心を、餃子は焼き上げてお皿に盛る時は、裏返しにしますので、包み具合は
さほど気になりません。(笑)
こんな感じ(なんとなく餃子の形に)になりました??包んだ時のひだの数は多い方が、なんだか
立派に見えますが、焼き上げた時にひだの部分に水分が回らず、硬くなり
やすいため、逆にひだはないほうがいいぐらいです。
ここが、餃子をおいしく包む最大のポイント画像のように、
2個の包み終えた
餃子がありますが、違いが分かりますか?そうです、最後の締めである
両端部分が一目瞭然ですね、ここ(餃子の右端の最後の一握り)、開いているものと、そうでないもの
焼いた時にとても大きな影響を及ぼします。開いた方は中から、おいしい
肉汁が餃子から出てきてしまい、せっかく愛情込めてつくった餃子の味が
半減してしまいます。ですから、包み終えたらもう一度、両端を『ギュッ』
と、握りなおしてください。
これを何回か包むうちにこんな感じの餃子が出来れば、もう大丈夫
みんなに、教えてあげられます。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります