今回はニラ餃子です。 ニラに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1を体内に長く留めておく作用があるので、 スタミナ増強食品として、又は新陳代謝を促す効果もあるので 滋養強壮としても優秀な食材といえます。
まず、キャベツをみじん切りにします。手切りで刻むのが一番いいのですが、ご家庭にフードプロセッサーなどがあれば、そちらを使うことで時間の短縮がはかれます
次はこのキャベツの水分をしぼり出しますコツは一つまみの半分の塩 をキャベツに入れてしぼること。浸透圧の関係でキャベツの繊維細胞から水分が出やすくなります
キャベツの水分を絞ったら次は豚肉に調味料を加えて練り合わせます。豚肉の白い脂の部分が練り合わせることで 無くなり全体がピンクがかってくればOKここでのコツはよく練って肉がネバネバした状態に なることにより後で合わせるキヤベツとのつなぎを有効にするほか、食べた時の食感を高める効果があります
肉が練りあがったら野菜とニラを混ぜるのですが、ニラは大変繊細な野菜で、少しでも傷がつきますと そこから、香りの成分が飛んでしまいせっかくのニラのいい香りが台無しになってしまいます。 そこで、ニラは一番最後にざっくり二回し程度で抑え、皮に包むときに少し混ぜる程度がベストです
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります