うま辛好きにはたまりませんこの キムチ餃子。 キムチと一言でいっても、種類はたくさんあります。ここでは白菜キムチを使って キムチ餃子を作ってみます。
ポイントはキムチの水分!高価なキムチは水分を極限まで除いているので、 水分はあまりでませんが、その反面塩気が強くなります。 ですから、高価なキムチを使用する場合は基本の具に使用する 塩の分量を加減してください。
安価なキムチは白菜の水分をあまりしぼらず、そのまま餃子の具に 混ぜてしまいますと、水分が出てきて、具を皮で包むときにビシャビシャに なる恐れがあります。
ですので、キムチを一回手でしぼって水分を出しきってしまうことを お薦めしたいのですが、すべての水分をしぼってしまうとせっかくの キムチの風味までいっしょに外にでてしまい、キムチ餃子のインパクト がなくなります。 そこで、片栗粉を2つまみぐらい入れて、キムチにまんべんなく膜をはり、 水分と風味が外ににげないように工夫してみました。
まず、キムチを切る前に少しキムチの水分を手でしぼって 具がゆるくならないようにします。次にキムチを細かく刻んで片栗粉を2つまみまぶします。
そのようにしたら、 【基本編】で覚えた具をキムチに混ぜ、ゴマ油を覆うように混ぜ合わせれば出来上がり。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります