野菜が多めのあっさり餃子です。 野菜が多いだけあり、さっぱりとしているので何個でも食べれてしまうこの あっさり餃子。野菜が多いので健康にもいいですし、 意外にご飯に合うのでおかずとしても十分食卓に添えることができます
まず、キャベツをみじん切りにします。手切りで刻むのが一番いいのですが、ご家庭にフードプロセッサーなどがあれば、そちらを使うことで時間の短縮がはかれます
次はこのキャベツの水分をしぼり出しますコツは一つまみの半分の塩 をキャベツに入れてしぼること。浸透圧の関係でキャベツの繊維細胞から水分が出やすくなります
キャベツの水分を絞ったら次は豚肉に調味料を加えて練り合わせます。豚肉の白い脂の部分が練り合わせることで 無くなり全体がピンクがかってくればOKここでのコツはよく練って肉がネバネバした状態に なることにより後で合わせるキヤベツとのつなぎを有効にするほか、食べた時の食感を高める効果があります
肉が練りあがったら野菜と薬味を混ぜ合わせます。ここでのコツはあまり念入りに混ぜないこと、これは、あまり念入りに混ぜることで野菜に塩分が入りせっかく絞った野菜の水分がうまみと共に出てきてしまうためです。どうせ具になるのだから関係ないと思いがちですが、野菜は野菜、肉は肉のうまみがあるので、両方の主張を損なうことなく口の中でべつべつのハーモニーを出会わせたいものと思います。
薬味を入れるときのコツ!!野菜と肉をあわせたら最後に薬味とごま油を合わせます。 今回は”葱”を入れませんでしたが、薬味も塩分を加えると水分が出て薬味本来の香りが損なわれてしまいますので、ごま油と一緒に加える事で、薬味の表面に膜を張り塩分の進入を極力おさえます。また最後のごま油は、具全体に膜を張って具の乾燥を防ぐという効果ももたらします。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります