最近は、食料自給率が気になっていて、今回もそれにちなんだ内容になってしまいました。 今回は、「卵」についてです。
少し前の読売新聞に「卵の自給率は10%」という記事を見てビックリしました。 卵のイメージとして、「どこでも飼育できて、毎日?卵を産んでいる」こんなイメージだったので、まさか 10%しか国内で賄えないのかと思った次第です。
実はこれ、計算方法が2つあるらしく、”重さ”を基準にする方法と、 ”熱量ベース”で計算する方法があるらしいんです。 「熱量ベース」とは、例えば卵の場合、その卵を産む「親鶏」の”餌”の自給率も計算に入れて はじき出された数字になります。
重量ベースでは、95,4%の自給率を誇る「鶏卵」であっても、その餌は、90%ほどが 輸入に頼っているため、自国で飼育していたとしても、「熱量ベース」となると、自給率は 10%になってしまうんですね。
ちなみに、その他の栄養食料として「牛乳」なども、乳用牛の飼育するための自給率は、 40%程度なんです。
以下
となっています。
仮に、食料輸入が途絶えた時の対策として政府は、熱量高い「芋」などを水田に植え替えるなどして 15年には、1日一人「2020カロリー」が自給可能と計算していますが、そうなった場合、 牛乳が6日で”1杯”で卵は7日に1個しか食べられないようです。
いままで贅沢してきた日本人にとっては 耐え難いかもしれませんね。このような事態にならないように日ごろから「食に対する意識を高めておく」 ことが、これからもおいしい生活を続けていく秘訣なんだと改めて思う次第です。
中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります