当サイト管理人は、餃子に関わるようになってから、かれこれ30ウン年になります 30年前が想像できる方もいれば、まだこの世に生を受けておらず、 想像の中でしか知らないよ、と、いう方もいらっしゃるだろうかと思います。
当サイト管理人のmasaは餃子屋の息子として小学校のころから育ってまいりました。 餃子屋に限らず商売屋の息子、娘達は学校では 〜●●屋の子〜 とか そのまま『来々軒の息子』などと屋号で呼ばれることが多く(ちなみに来々軒は例えです) 苗字や名前より 店の屋号=住民表 ぐらいの勢いがありました。
自身がぜんぜん知らない大人の人でも、あちらは自分のことをよく知っている、なんてことは よくありましたね。でも、いい事ばかりではありません。店を利用した感想を子供である私達に直接いってくる人も何人か いました。特に悪い感想などは、子供だった私にとってはかなりのショクを受けた記憶があります。
しかし、持ち前(?)の根性で何とか小、中学校時代を過ごすことが出来ました(笑) 今、子供を持つ身になって考えてみると、商売屋さんのお子さん達はやっぱり名前や顔が覚えやすいですね
学生の頃は、自分が餃子屋になるなんて夢にも思いませんでした。どちらかと言えば体育会系で、 特にバスケットに夢中でした。
そこからが、若気の至りでして、フレンチや喫茶店など餃子とはほど遠い関係の職場で修行をします これには、訳がありまして、私が10代の頃はTVなどで有名になった『料理の鉄人』などの番組がほとんど 無く、板前やコックはあまり人気のない職業のひとつだったように思います
そんな環境の中、中華料理のイメージはとても今では考えられないほど悪かったです 若かった私にとって、なんとなく華やかに見えたフレンチ料理にあこがれていたんですね ちなみに、その時代はイタリアンはフレンチに付随する洋食系で綴られていて、イタリアン料理 という名前はありませんでした。
フレンチは中華に通ずるとこがあり、名前は、違えど技法自体はほとんど同じことをしてます 日本料理、いわゆる和食だけは日本独特の技法を要します、世界的にみても独創的な 料理方法では無いでしょうか。
話がずいぶんずそれてしまいました。そんな訳で中華ではなくフレンチから入ったmasaではございますが いったんは料理から身を引いた時もありました
でも、せっかく取った調理の資格を生かすべく一生の仕事として再度奮い立たせたものは 中華料理でした、これは親の店のことも考えた末の決断です。
それから、今まで餃子(中華)一筋でがんばって参りました。なんでもそうなんだろと 思いますが、たかが餃子されど餃子といったところでしょうか、なんとも奥深さを感じてなりません そんな、私masaが餃子や中華について情報を発信して参ります
どうか、よろしくお願いします中国の餃子
餃子発祥の地、中国では”焼餃子”はあまり食べません
餃子といえば”水餃子”です。あちらでは家族みんなで水餃子を多めに 皮から手作りして、あまった水餃子を翌日に焼いて食べるそうです。
水餃子はゆですぎると、皮が柔らかくなり 破けます。ですから、翌日は鍋で焼くのでしょう。
中国の人にとってみれば 焼き餃子はあまりものということになります